「ゆとり」とも「脱ゆとり」とも違う日本の未来を占う「2020年教育改革」!
“子どもの教育”について
こんにちは。
株式会社ライフデザインワークスの本田です。
すでに子がいる人や、これから親になる人にとって、大きな関心事となる“子どもの教育”。
自分のコトは棚に上げても、「我が子にはしっかり勉強してそれなりの道を歩んで欲しい!」と言葉に出すかどうかは別として、どんな親でもきっとそう願っているはずだと思います。
しかし、聖徳太子が教科書から消えたり、復活したり、鎌倉幕府が1192年からじゃなくなったりと実際に日本の教育は大きく変わっています。
その変化がより大きくなる出来事が2020年にスタートする教育改革です!
今回、その「2020年教育改革」の一部を紹介しようと思います!
1.「2020年教育改革」とは?
80年代からスタートした「ゆとり教育」や2011年から施行された学習指導要領から来るいわゆる「脱ゆとり教育」といった変化以上に、これからの教育を大きく変えるとされているのが2020年の教育改革です。
2020年教育改革の大きなポイントは、以下の通りです。
1.小学5、6年生では「英語」の授業が正式に教科化され、「プログラミング教育」も 各教科のなかでの導入。
2.知識や技能を一方的に教えるだけでなく、グループディスカッション等、子ども自 身が主体的・能動的に参加する授業への移行。
3.大学入試制度では、従来のセンター試験がすべてマークシートだった試験方式にも国 語と数学で記述式問題が加わり、さらに英語では外部資格・検定試験も入試に活用可に する。
このように思考力・判断力・表現力を重視し、子どもが主体的に授業に参加し、周囲と対話しながら深い学びができる授業に移行しているようです。
2.教育改革の目的は、激動の時代を生き抜く“力”を育成すること
今回の教育改革の背景には、グローバル化、産業構造や就業構造の転換、生産年齢人口の急減や労働生産性の低減などがあり、これからの時代を担う子どもたちに”求められる力”が変化しています。
いま求められているのは、「自ら課題を見つけ出し、周囲と協力して解決する力」なのです。
子どもたちにとって必要な資質や能力を、教育の現場で育成することが2020年から始まる教育改革の大きな目的というわけです。
子を持つ人もそうでない人も「いまの子どもたちは大変だな」などと呑気に構えるだけでなく、語学スキルを磨くなどの自己啓発を行い、自分への“教育改革”を始めてみてはどうでしょうか!
それでは、今日もみなさんの人生において、楽しい一日になりますように。