新学習指導要領について
こんにちは。
株式会社ライフデザインワークスの本田です。
教育のあり方が、いま変わろうとしています。
学校教育もまた、「新学習指導要領」の実施とともに大きな変化を迎えます。
学校ではどのような教育をめざしているのか。
未来を生きるお子さまに、これからどんな力が必要なのかを説明します。
1.小学校の授業の変化
〇2018年度先行施行
自治体によって以下の内容が先行スタートしました
・「外国語活動」が小学3年生からスタート
・小学5年生からは「英語」が正式な教科としてスタート
・より主体的で参加を求める授業が増加
〇2020年度 新学習指導要領
全国の公立小学校で以下の内容が一斉にスタートします
・小学3年生から授業時間が増加
・「外国語活動」が小学3年生からスタート
・小学5年生からは「英語」が正式な教科としてスタート
・より主体的で参加を求める授業が増加
・算数や理科などでプログラミング教育開始
2.新しい学習指導要領で学び方はどう変わるのでしょうか?
〇どんな力が求められるの?
「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「学びに向かう力・人間性」の3つが育成されるべき力の柱として挙げられています。また、「知識・技能」だけではなく「理解していること・できることをどう使うか」がさらに重視されます。
〇小学校の英語はどう変わるの?
小学校では、英語が3年生から必修となります。より早い段階から、英語を「聞く」「話す」ことを中心に、英語に慣れ親しみ、使える英語を習得することが目的とされています。
・3・4年生
「聞く」「話す」を中心に楽しくコミュニケーションをとることで英語に慣れ親しむのが目的です。「読み書き」は指導されず、教科ではないので成績はつきません。
・5・6年生
聞く・読む・話す・書くの4技能のバランスがとれた英語力を育てます。「教科」になるので、成績がつきます。
3.プログラミング教育って?
プログラミング 教育とは「手順を組み合わせ、課題を自ら論理的に解決する『プログラミング的思考』」を育むことです。プログラミング技術の習得が目的ではなく、変化の激しい未来で「自ら課題を発見し、新たな価値を創造していくための力」として位置づけられます。小学校では理科や算数などの学習に盛り込まれることが予想されています。
このような学び方は学校だけではなく、家庭学習でも意識して取り組むことが大切になっていきます。
4.最後に
このように教育の現場が変わろうとしています。
そのような中で指導する先生もですが、親も小学校で英語、プログラミングの授業が増えたで終わるのではなく、その科目、授業内容が出来た理由・背景・意図を汲み取って、子どもの教育を支えてほしいです。
【出典】
https://sho.benesse.co.jp/cp/shidouyouryou/
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