㈱LifeDesignWorks本田の日記

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「頓服」、「食間」とは?

こんにちは。

株式会社ライフデザインワークスの本田です。

 

みなさん、「頓服(とんぷく)」、「食間」という言葉の意味をご存じでしょうか。

 

頓服の意味を「痛み止め」、「解熱剤(熱冷まし)」だと誤解している人、食間を「食事の最中」だと誤解してしまう人もいます。

 

 「薬の飲み方」には、聞いたことはあるが、詳しい説明を聞いたことはないという人が多いようです。

 

その為、今回はこれらについて簡単に説明します。

 

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「頓服」とは?

 

「頓服」とは、ずばり「必要な時だけ使用する」というタイプの薬のことです。

 

例えば、鎮痛剤(痛みがある時にだけ使用する痛み止め)や解熱剤(発熱時のみ使用する熱冷まし)など、実にさまざまな用途に応じた薬があります。

 

薬には、大きく分けて二つのタイプがあり、定期的に使用する定期薬と、必要時に使用する頓服です。

 

いずれにしても、頓服は薬の「種類」ではなく、薬の「飲み方」を指す用語である、という点に注意が必要です。

 

一方の定期薬は「1日3回毎食後」「1日1回眠前」のように、毎日決まったタイミングで定期的に使用する薬のことです。こちらは指示された通りに使用しなければ、十分な効果を発揮できません。

病院で処方される薬の多くがこちらで馴染みがある人も多いと思います。



「食間」とは?

 

薬は「食前」「食後」「食間」など、食事の時間を基準に使用するタイミングを決められています。

 

その3つを説明すると、下記のとおりです。

・「食前」とは食事のおよそ20~30分前

・「食後」とは食事をしてからおよそ20~30分以

・「食間」とは「食事と食事の間」を意味する言葉で「食事の最中」ではありません。

 

 薬の種類に応じて適切な使用方法は異なります。食事によって変化する胃の状態に合わせて決められているものもあれば、飲み忘れの防止を目的として、食事のタイミングにあえて合わせているものもあります。

 

 薬は正しい使用方法を守らなければ効果が期待できない上、副作用リスクも高まります。必ず用法・用量を守って使用するようにしましょう。

 

このように「頓服」、「食間」の意味だけでなく、これらの言葉がある理由も知っていれば周りから一目置かれるかもしれませんね。



【出典】

https://medical.jiji.com/topics/1241

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