㈱LifeDesignWorks本田の日記

ライフ&ビューティの情報をお届けします。

東大院生が開発、分かりやすい説明の「黄金のフォーマット」

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こんにちは。

株式会社ライフデザインワークスの本田です。

 

なぜ人気予備校講師の授業はわかりやすいのか、多くの人が集まるのか?『東大院生が開発!頭のいい説明は型で決まる』の著書で元駿台予備学校講師・犬塚壮志氏がそのコツを明かしていますので、ご紹介します!

 

誰でもすぐに使える説明の型「IKPOLET法」とは…

説明の型(フォーマット)が、以下の手順にある英単語の初めの文字をとった「IKPOLET(イクポレット)法」というものです。

 

Step1 興味をひくInterest)

Step2 受験生の持っている知識や認識にアクセスするKnowledge)

Step3 目的を示すPurpose)

Step4 大枠を見せるOutline)

Step5 つなげるLink)

Step6 具体化、事例、証拠を示すEmbodiment,Example,Evidence)

Step7 転移させるTransfer)

 

上記の7つのStepを詳しく説明していきます。

 

Step1では、意外性を打ち出して受験生に興味を持たせます。ここのつかみを怠ったり誤ったりすると、その先の話を聴こうとしない可能性が高まります。

 

Step2では、「最近話題になっている人工知能(AI)って知ってる?」のように、説明するテーマについて受験生がどの程度の知識を持っているのかを確認します。受験生のレベルを把握することで、理解に早く到達するための説明をしなければなりません。

 

Step3では、「キミたちが今取り組んでいる計算トレーニングはね、次のレベルの問題を解くのに必要になるスキルなんだ」のように、受験生にわかってもらいたい内容、または、それを理解してもらうための目的を説明します。すると受験生は頭の中で整理していき、 “理解の方向性”つまり、目的が定まるのです。

 

Step4では、これから説明するテーマの大枠を示し、そのテーマがどの位置にあるのかを話してサポートしてあげることで、受験生がそのテーマを俯瞰することができるようになります。物事を俯瞰できるかどうかで、受験生が理解するスピード具合も変わってきます。

 

Step5では、「放射能が危険な理由は、DNAに直接ダメージを与えてしまうからなんだ」のように、因果関係などの物事の“つながり”を説明していきます。そうすることで、受験生の頭の中で既存の知識と新たな知識がどんどんつながっていき、理解が促進されるのです。

 

Step6では、「この法則を用いた具体例としてはね……」のように、抽象的な内容や真偽が定かでないものを説明する時には、イメージしやすいレベルまで落とし込むのがコツです。

 

Step7では、「気体で学んだ状態方程式の使い方って、浸透圧の問題を解く時にも利用できるんだ」のように、講師が説明しているもの(または、説明したもの)がその場面だけにとどまらず、他の場面でも使えることを示すのです。そうすると受験生に、「なるほど、他の場面でも使えるんだ!」と納得させることができます。



 IKPOLET法は、わかりやすい説明の有用な型ではあると同時に、もちろん説明相手や状況に応じて柔軟に使うことができます。しかし大切なことは、慣れるまでは型にはめた説明をすることです。これを実践し続けていくうちに、あらゆる状況に対応できる応用力が身につくはずです。

 

 まずは、どのステップの構成要素でもいいので、1つだけ意識的にあなたの説明に盛り込んでみてください。



説明をする際にどう話をしたらいいかわからないという人は私含めて多くいらっしゃるのではないかと思います。

気づけば「説明とはこうして説明するんだよ」という説明を受けていないような気もします。(他力本願ですみません)

そこでこの「IKEPOLET法」は正に興味を引いて、目的が見つかり、順を追って、大枠を理解させてくれて、これからの人生の中で文章作成だけでなく、人と話をする際に活用できる!という転移までしてくれているこの文章の中に既に「IKEPOLET法」が生かされていると感じます!

 

私自身、早速「IKEPOLET法」を実践して、より面白いブログを書いていこうと思いますので、これからもどうぞよろしくお願いします!

 

それでは、この記事が今日もみなさんの人生において、一つでも参考になって楽しい一日に繋がりますように。

 

【出典】https://diamond.jp/articles/-/173913

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