㈱LifeDesignWorks本田の日記

ライフ&ビューティの情報をお届けします。

ミスの多い人がわかっていない集中力の本質

 

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ミスをどうして起こしてしまうのか?

こんにちは。

株式会社ライフデザインワークスの本田です。

 

言葉遣いや伝える内容に細心の注意を払って書いたメールなのに、送った直後、とんでもない誤字があったことに気づいて、「あれっ、なんでこんな間違いを……」と落ち込んだことはないです?

 

こういう経験をされたことがある人は多いと思いますが、いったいどうしたら防げるのでしょうか?

 

今回、脳科学認知科学に詳しい学習コンサルタントの宇都出雅巳さんの人間が一度に注意を向けられることには限界があるという前提に立つと、こうしたミスは劇的に減るという話をご紹介します!

 

「不安」や「心配」があなたの注意を奪っている

アテンションミス(注意にかかわるミスであり、「うっかりミス」や「見落とし」など)を頻発する人は共通して、この有限な「注意」の浪費家です。ムダ遣いしすぎて本来注意を集中させるべき仕事に割く十分な空き容量が残っていません。

では何に注意をとられているのでしょうか?

 

たとえば、職場であればスマホです。

スマホのような「外」だけでなく、「内」にもとられていることがあります。

つまり、あなたの心情への注意です。とくに浪費するのが「不安」や「心配」、「後悔」など。これらはいったんハマるとどんどん増幅し、気づくとすべての注意力が占拠されていた……なんてことが起きるからです。

 

つまり、人は注意力が散漫になりやすいわけで、アテンションミスを減らし仕事で成果を出すには、「注意」という貴重な資源をきちんとマネジメントする必要があるのです。

 

注意のムダ遣いを減らす方法

その方法というのが非常にシンプルなものです。

①白紙のA4の紙を用意して、とにかく気になることを書き出す。

基本はこれだけです。

そしてたしかにこれは効果的なのです。

 

なぜかというと、注意力を支配している心配事や関心事を書き出すことで、それらを手放すことができるからです。結果、余裕を生み出し、情報の処理や思考が効率的にできるようになります。

 

もちろん、書き出したからといって完全に頭から消え去るわけではありませんが、少なくとも負担は減らすことはできます。

 

②見直す癖をつける

アテンションミスは完全になくすことはできません。われわれの脳の仕組み、注意の限界から、根絶することは人間であるかぎり無理です。

 

しかし一方で、そのミスを仕事に影響を与えるミスにしないことが求められます。

だとすれば、アテンションミスが起きることを前提に考え、そのミスが被害を出さないように食い止める「セーフティネット」をあらかじめ考えておくことが重要です。

 

そのセーフティネットの最たるものが、会社ではおなじみのチェック作業です。

 

また、一度手間をかけてチェックリストを作ってしまえば、それ以降は頭を使う必要がありません。仕事の効率はさらに上がるでしょう。いまの職場にそうしたチェックリストがないとしても、自分なりのチェックリストを作って日々の業務で活用することを強く推奨します。

 

③「すぐやる」が注意力を節約する

「すぐやる」も注意のムダ遣いを減らし、注意力をフルに活用するための1つの手段です。

 

人は中途半端な状態のものほど意識に残ると言われています。これを「ザイガルニック効果」と呼びます。

 

このようにザイガルニック効果は何かを記憶に残したい場合には積極的に使いたいものですが、おわかりのように「気になる」状態とは注意力を奪っている状態のことでもあります。

 

よってアテンションミスを減らすという目的であれば、中途半端な状態はできるだけなくすことが大事です。

 

たとえばその日にやると決めた仕事は多少残業をしても終わらせる。そのほうが達成感もあいまって脳はストレスフリーならぬ、アテンションフリーになり、ビールの味もおいしく感じることでしょうし、心配事がなければ睡眠もしっかり取れ、翌日の仕事がまたはかどるはずです。

 

「人生のTODOリスト(未完了リスト)」のススメ

終わらせることの重要性は目の前の仕事の話にとどまりません。

たとえば上司に謝らないといけない隠し事があったり、ずっと読みたいと思っている本があったり、いつかは会って話をしてみたい経営者がいたり、人は何かしらの未完了事項を抱えているものです。

そういったものは知らず知らずのうちにあなたの注意を奪っている可能性があります。

 

ですので、1年に1回でも半年に1回でもいいので、あなたが気になっていることややり残していることなどがあれば「未完了リスト」として紙に書き出し、完了予定日を設定して、片っ端から片づけてみてはどうでしょうか。

 

いわば人生のTO DOリストです。

 

もちろん、すべて完了できるとは限りませんし、検討した結果、リストに載せないという判断を下す場面もあるでしょう。それはそれでいいのです。なんらかの決着をつけ、気になることを1つでも減らすことができれば、それは必ずアテンションミスを減らしてくれます。

 

私も最近の情報社会でどうしても自分が本当に求めているかわからないことまで注意を払っていることがあるなと感じます!その為、A4用紙に気になることを書き出し、それ以外の情報に振り回されない様にして「注意の無駄遣い」をなくそうと思いました!

また、人生のTODOリストを作成し、項目一つずつを消していこうと思います!

 

それでは、この記事が今日もみなさんの人生において、一つでも参考になって楽しい一日に繋がりますように。

 

【出典】https://toyokeizai.net/articles/-/135195

 

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