フードテック・ブームが来ると確信できる8の理由
注目が集まる「フードテック」!
こんにちは。
株式会社ライフデザインワークスの本田です。
近年、人工知能をはじめとする急速なテクノロジーの進化は、ソフトウェア業界だけでなく、従来型のあらゆる産業をのみこもうとしています。
では次に変革の波にさらされるのは、いったいどの産業か?
最近、シリコンバレーの起業家や投資家たちの間でとくに注目されているのは、食肉(食品)業界におけるイノベーション、すなわち「フードテック」です。
今回、その食肉をめぐるイノベーションに注目すべき「8の理由」を紹介します!
食肉をめぐるイノベーションに注目すべき「8の理由」
①投資リターンが大きい
現在、世界の食肉業界の市場規模はおよそ7500億ドル(約80兆円)です。
中間層の人口増加などによって、2050年までにその需要は2倍に増えると見込まれています。この業界構造が根底から変われば、大きなチャンスが生まれます。
また現在の食肉の生産・流通システムは非効率であり、「代替肉」の普及が進めば、食品企業にとっても数十億ドル規模のコストダウンにつながります。
②食品大手も協力している
低価格かつヘルシーで、伝染病の流行など思わぬ経営リスクを避けられる代替肉を有望な商品とみているようです。
③人道的・道徳的である
代替肉なら動物を殺さずに済みます。
人道的な観点からベジタリアンになった人も代替肉なら食べられるし、また動物愛護団体もこの動きを歓迎しています。
④ 環境に良い
現在の食肉ビジネスは生産・流通工程で大量の資源を必要とし、森林破壊や温暖化の一因となっています。
工場で生産可能な代替肉なら環境に与える影響ははるかに少ないです。
⑤ 衛生的である
現在の食肉ビジネスには、感染症など、生産過程における大量の化学物質の使用といった問題がつきまといます。
しかし、植物由来の代替肉なら、こうしたリスクを心配する必要はありません。
⑥ ヘルシーである
一般に植物由来の肉の方が栄養は豊富で、有害な成分が少ないです。
たとえば、オーストラリアのフードテック・スタートアップ「Hungry Planet」が開発したビーフ(牛肉)風のパティの場合、従来の同量のものに比べて、カロリーは半分で脂肪分は低いのに、プロテインと食物繊維は多く含まれています。
⑦ 財布にやさしい
代替肉といえばオーガニック食品店で売られている高価な商品をイメージするかもしれないが、一般の食肉と同程度の価格帯で提供されるようになっています。
⑧本物そっくりの味
技術改良により、植物由来でありながら、従来の食肉と区別がつかない風味や味覚を再現できるようになってきています。
スタートアップの「Good Dot」は、消費者テストを行いましたが、「だれも植物由来の肉だと気づかなかった」と報告しています。
フードテックの進歩により、環境・体にやさしく、衛生的で、価格的にも味的にも従来の物と変わらないとあれば、よりフードテックが活躍することは時間の問題かなと個人的には感じました!
フードテックの食品がスーパーマーケットにズラッと並ぶ未来も近いかもしれませんね!
それでは、今日もみなさんの人生において、楽しい一日になりますように。
【出典】https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180604-00021177-forbes-sci
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